こんにちは!!!溝口絵里加です。
 
8月31日にジャパンラグビートップリーグ2012-2013シーズンが開幕し、ほぼ毎週試合が続き、先週は2年前にトップリーグプレーオフトーナメントファイナルでサンゴリアスを破って優勝した宿敵パナソニックワイルドナイツ（※優勝した当時は三洋電機ワイルドナイツ）との試合でしたね。2年前の日本選手権以来、ワイルドナイツには4連勝中のサンゴリアスでしたが、先週の試合も見事勝って、公式戦5連勝を決めてくれました！多くの方が試合をご覧になったかと思いますが、試合の内容も素晴らしかったですね!!!!特に後半31分の最後のトライは、自陣からミスなくずっと攻め続けてのトライ！とっても興奮しましたよね♪（試合の詳細はコチラ）
 
ワイルドナイツとの試合の3日後、サンゴリアスの練習を見に行ってみると、選手たちはこの日もとってもハードなトレーニングを行っていました。
 
チームラウンジに行ってみると、選手名鑑のプロフィール写真よりもだいぶすっきりした印象の畠山健介選手がソファーでリラックスしていたので、お話を聞いてみました。

――シーズン真っ只中ですが、コンディションはどうですか？
 
「大きなケガはないです。けれどちょこちょこ疲れが溜まってきています。試合の次の日は練習がないので、気持ち的には1日中寝るなどぐったりと休みたいところですが、完全に休んでしまうと休み明けの練習で身体の動きにキレがなくなってしまうので、軽く身体を動かすように心がけています。なので、試合の次の日はなるべくプールに行ったり、ジョギングをしたりしています。1時間でもいいので試合で疲れている身体にあまり負担のかからないない軽い運動をして、身体のリカバリーをしています。こういうリカバリーを「アクティブレスト」って言うんですよ。
学生の時は身体のリカバリーはあまり意識していなかったんですが、サントリーに入って練習の強度も高く、運動量が増えたので、良い練習を行うためにも、良いリカバリーが必要っていうことをコーチやベテランの選手から聞いたり見たりして、自分もリカバリーをしっかりと意識してやった方がいいなと思って取り組むようになりました。もちろんリカバリーを行った後、少しリフレッシュもしますよ♪」と。

お話を聞いて、さすがプロ選手だなと思いました。「練習をきっちり行って試合に臨む」という姿勢は大切で、やはり「練習＝試合」というのはどのスポーツも共通しているなと改めて思いました。私も体操選手だった頃“リカバリー”をもっと意識していれば、も～っとパフォーマンスが向上していたかな...（？）。私は試合の次の日はリカバリーをせず、リフレッシュしかしていませんでした♪(笑)
 
今まで私が抱いていたラグビー選手のイメージは、シーズン前に厳しい練習を行って、シーズン中は軽いトレーニングで試合に向け調整して、週末の試合に元気な身体で挑む!!!というものでしたが、サンゴリアスの選手たちシーズン中でも試合に近い状況、試合に近い強度で練習していることに驚きました。 しかもサンゴリアスの選手は、ほとんどの選手が社員選手で、社員選手は朝練をしてから会社に行って、また夕方にクラブハウスに戻ってきて練習するという、とてもハードな毎日を過ごしているんですね!!!!
 
厳しいトレーニングがあってこそ、試合での素晴らしいパフォーマンスが出せるんだなと思いましたし、試合だけはでなく、クラブハウスで普段のトレーニングを見て選手を身近に感じると、さらに応援したくなりますね(^^)/
 
選手の皆さんと話をしていると、みんなよく「良い準備が出来た」と言うんですが、今回の畠山選手の話もその“準備”の重要な要素なのかなって思いました。今度機会があった時には、“準備”について、他の選手にも聞いてみようと思います(*^_^*)/